GPUコンピューティングを行うに当たっては,DirectCompute・CUDA・OpenCLなど様々なアプローチがある.その中からDirectComputeを選んでみた理由をメモしておく.
- DirectComputeを使うことは,DirectXの枠組みの中でGPUコンピューティングを行うことである.
- 「Support for multiple vendors」先行き不透明な時代には嬉しい.
- 今後XBOXでDirectComputeが使えるようになれば,非常に安価に計算機を手に入れることが可能になる?
- 演算結果の可視化をするにあたって,他のアプローチより少しだけ楽かもしれない?
- もしかするとWindows Phoneでも使えるようになる?
- グラフィックカードを使うのは,ゲームとかCADがメインだと思う.ゲームはDirectXが多いし,有名なCADのソフトもDirectXを採用している.多くの人に使われるものが一番よくなっていくのではないだろうか
(数値計算ではCUDAが多いように思われるが・・・)
※CUDAの方が倍精度浮動小数点を使った計算の関数は整っていたりするし,「このアプローチが一番素晴らしい!」というのは難しい.半分以上趣味の問題かもね
CPU・GPUの将来についてはIntel・NVIDIA・AMDが模索中といったところのようだ.数年後には,GPGPUなんて言葉は死語になっているかもしれないし,黄金時代を迎えているかもしれない.
GPGPUがあるからといって,用途の異なる従来型スーパーコンピュータの予算が削られないよう願いたい.
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