2010年8月30日月曜日

GeForceでGPGPUをするには

DirectComputeで倍精度浮動小数点演算をまともに行うためには,DirectX 11 Shader Model 5.0に対応したGPUが必要.GeForce系のグラボを使おうと思ったのだが,公式の製品紹介に載っているカタログスペックだけで選んではいけないらしい.

Fermiバージョン2と言えるGF104の正体の解説によるとGTX460に載っているGF104はあまり倍精度浮動小数点計算には向いていないようだ.その1つ前のバージョン(?)のGF100の方がよいらしい.ちなみにダイの意味
GF100はGTX465,470,480に載っている.(NVIDIA,GF100の製品名を「GeForce GTX 480&470」に決定“扱いやすいFermi”がようやく登場か。GeForce GTX 465を試す

GeForce GTX 400 Architectureのページに白書があり,さっきのページと同じようなことも書いてありました.製品紹介ではなく,こういうのを見ればいいのか~

GPGPU (CUDA) 性能を比較・検証してみたを見ると,今のところ練習用にしかならない気がする・・・
とはいえ,GTX 460ですら並みのCPUでは勝てないし,コストパフォーマンスはよい.(もちろん計算の内容によってはこの限りではない)

NVIDIAは今回倍精度の演算性能を確保しきらなかったらしいので,次回作に期待したいですね.

0 件のコメント:

コメントを投稿