2011年5月1日日曜日

リボンUIを使用する

ハンズオン ラボ: Windows Ribbon ~ Win32 ネイティブ アプリケーションへのリボンの追加 ~を読んだ方が良い.

MSDNにサンプルSimpleRibbon Sampleがあります.Visual Studio 2010 C/C++での情報です.

  1. リボンUIを採用したアプリケーションを開発するためには,最新のWindows SDK(ここではWindows7.1SDKとします)をインストールする必要があります.(VS2010に同梱されているSDKではダメです.)
  2. Win32 プロジェクトを作成したら,プロジェクトのプロパティ ページの構成プロパティ全般プラットフォーム ツールセットを「Windows7.1SDK」に変更します.
  3. リボンのデザイン等を定義するXMLファイル(ここではRibbon.xml)をプロジェクトに追加します.追加したXMLファイルのプロパティ ページで項目の種類を「カスタム ビルド ツール」に変更し,カスタム ビルド ツールのプロパティを設定します.
    コマンド ラインuicc.exe Ribbon.xml $(IntDir)Ribbon.bml /header:$(IntDir)RibbonUI.h /res:$(IntDir)RibbonUI.rc /name:Ribbon
    説明(この説明はビルド時に出力されるようだ)
    出力ファイルRibbon.bml;RibbonUI.rc;RibbonUI.h
  4. プロジェクト内のリソースファイルに#include "RibbonUI.rc"の一行を追加して,ビルド時に生成されるリソースファイルを埋め込むよう設定します.このとき,プロジェクトのプロパティ ページの構成プロパティリソース追加のインクルード ディレクトリ$(IntDir)(RibbonUI.rcの生成されるディレクトリ)を追加します.
  5. SimpleRibbon Sampleのようなマニフェストファイルを作成します.

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